技術から価値へ:製造業エンジニアのブランド戦略

エンジニアのビジネスマインドの獲得と活用

私は15年以上モノづくりエンジニアの経験があります。エンジニアは専門の技術情報やその周辺情報には詳しいです。ですが普段モノを前に仕事をしているので、ビジネスの視野が広がらない、と私はある時から気になるようになりました。学生と違ってビジネスマンなのだからビジネス全体のことを知りたいと思い、独学でいろいろ勉強を始めました

ビジネス視点の技術開発

そこで経営や財務諸表の読み方など技術情報以外など勉強しました。勉強するとビジネス全体の中から自分のやっていることの意味や意義が分かり、仕事が面白くなった経験があります

それだけではなくお客様視点での技術開発が何なのかの視点を持てたのが大きいですね。自分のやっていることは市場(お客様)から求められているものなのか?を考えながら技術開発を進めるのはビジネスマンとしての視座が上がった気がしました

技術とブランディングの融合

中でも一番良かった学びはブランディングについての学びです。ブランドの定義は「お客様が自社の商品を識別できること」です。もちろん識別されているだけではなく、どのように識別されているかも大切です。選ばれるためにはプラスの識別をしてもらわなければなりません

ブランディングというと広報やマーケティング部門が担当するイメージがありますが、ブランディングは全社戦略です。特にブランディングは「誰に、何を、どのように届けるか」を定める戦略です。エンジニアは技術を通じて「何を」を担います

このような視点を持つと、自分が技術開発を担当している商品が世間にどのように貢献できるかの意識を持てます。これが仕事のやりがい、ビジネスマンとして大きな成長に繋がります

だから私はモノづくりの最前線にいる現場のエンジニアこそブランディングを学ぶべきだと思います

記事は以上です

最後までお読みいただいてありがとうございました