こんにちは
ブランド戦略パートナーのヨシです
今日はブランドって何なのか?
について書きます
ブランドって聞くと
ブランド品を思い浮かべる
人が多いんじゃないかなって思います
ルイヴィトンとかベンツとかアップルとか
ブランドの定義とは
ブランドの定義っていくつか
あるんですけど
ここでお伝えするブランドの定義はこれです
「その商品がお客さん
に識別されていること」
つまり多くの人に認知されて
いるものってブランド戦略が
うまく機能しているんですね
ブランド戦略とは経営そのもの
ブランド戦略というと分かったようで
分からない言葉だと思いますが
私の理解ではこうですね
ブランド戦略=経営戦略
ブランド戦略を実行することが
いわゆるブランディングとなります
じゃあブランディングって
どういうことなのかを事例を用いて
お伝えします
バーゲンダッツはブランド戦略の成功事例
今回は事例としてハーゲンダッツを
使いますね
余談ですが
ハーゲンダッツ
・・・それは私の一番好きな
アイスクリームです(笑)
ブランド戦略の肝は4要素の一貫性
まず結論から言うとブランド戦略を
実行して上手くいくブランディング
できているというのは
・経営理念
(平たく言えばミッション・ビジョン)
・経営戦略
・マーケティング戦略
・コミュニケーション戦略
の4つが一貫性を持っていること
なんです。
~~戦略という難しそうな言葉が
並びましたが一つずつ説明していきますね
・経営戦略(ミッション・ビジョン)
ハーゲンダッツは
「お客様の期待を超える
フローズンデザートを
提供することにより
お客様に喜びと感動
を提供し続ける」の使命の元に
「Dedicated to perfection
(完璧を目指す)」
という経営理念で活動しています
「完璧を目指す」これを聞くだけでも
ハーゲンダッツの
イメージと合致しませんか?
でもなんでイメージが
合致するんでしょうか?
それはこの経営理念に基づいた
経営戦略があるからなんですね
・経営戦略
簡単に言えば、経営資源をどこに
投入するかってことですね。
経営資源とは
人・モノ・金・情報
のことですね
ハーゲンダッツはモノに
徹底的にこだわっています
アイスクリームの主原料って
「ミルク」ですよね
良質なミルクのために
栄養満点の牧草が育つ土作りから
乳牛一頭一頭の体調に合わせた
飼料の調整を行っています
ストロベリーアイスのイチゴは
イチゴの探索に3年もかけたと
言われています
良質な素材のために
経営資源を集中しているのですね
次はこの商品を誰に届けるかですね
それがマーケティング戦略です
・マーケティング戦略
誰に商品の価値を伝えるか・・・
つまりどこの市場(マーケット)で勝負する
のかってことですね
ちょっと思い起こしてもらいたいんですが
ハーゲンダッツってあまり子供が
食べてるイメージ無くないですか?
アイスと言えば子供受けするような
商品が多いと思いますが
ハーゲンダッツはなんか違いますよね
子供が買うにしては値段も高めですし
そうですね
ハーゲンダッツは子供ではなく
大人にフォーカスした商品なんですね
CMとか見ると、ハーゲンダッツは
子供が登場するようなCMって
無いんじゃないかと思いますね
プレミアム感のある大人の
モデル・タレント
をCMで起用していませんか?
では次にどうやって商品の価値を
使えるかなんですが
これがコミュニケーション戦略です
・コミュニケーション戦略
コミュニケーションって聞くと
広告とかCMって思い浮かべるかも
しれませんが
ここではもっと広い意味です
商品のパッケージとか、試食とか
名前とかそういうのも含みますね
ハーゲンダッツって名前聞いて
これどこの国の会社だと思いますか?
私はデンマークのコペンハーゲンに
似ている名前なのでずっと北欧の会社
だと思っていましたが・・・
実はアメリカの会社なんですね
おそらくヨーロッパを
イメージさせるように
意図的にこのような
名前にしているんじゃないか
って思います
名前だけでもその世界観
って伝わりますよね
以上がハーゲンダッツを事例にした
まとめ
ブランド戦略の全体像です
繰り返しになりますが
・経営理念
(平たく言えばミッション・ビジョン)
・経営戦略
・マーケティング戦略
・コミュニケーション戦略
が一貫していることが大切です
先に例で挙げたハーゲンダッツは
きれいに一貫性がありますよね
ブランド戦略は大企業だけのものじゃない
ブランド戦略って聞くとある
程度大きな企業に有効って
思うかもしれませんが
個人事業主のように
一人でやっている中小~大企業まで
ブランド戦略は有効なんですね
お読みいただいてありがとうございました